くじらのお腹の中から出てきたものとは…

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突如海岸に現れた巨大なくじら。それが意味するものとは…

フィリピン沖に大きなくじらが打ち上げられました。

よく見てみると…

本物ではなくオブジェ

画像だけみると…残酷に見えてしまいますが、これは実際のくじらではなく巨大なオブジェです。環境保護団体「グリーンピース」が海洋汚染を訴えるために作成されたものです。海の中には大量のゴミが流れています。それを飲み込んでしまい死んでしまう生き物も多く存在しています。

胃にたっぷりつまったプラスチック

プラスチックごみを食べて死んでしまうくじらの数は世界で年々増えています。そしてプラスチック生産量は年々増え続けており、2015年に4億700万トンだった量は2050年には倍増すると予想されています。ゴミの排気量も増え続けており国連環境計画(UNEP)では2018年6月、2015年時点で3億トンに達したと発表しています。

何故プラスチックごみを食べてしまうのか?

くじらがプラスチックを食べてしまう理由はまだ明らかになっていません。食べられない物を食べて死んだという事実は解剖によって判明しますが、プラスチックを食べたからといってもすぐに死んでしまう訳ではありません。消化されず、排泄もされずに影響は徐々に表れ、体を蝕んでいきます。

日本でもスーパーの袋が有料になったのが記憶に新しいですが、世界レベルでみるとまだまだゴミは減らさなくてはいけません。海の生き物達にとっても生きやすい環境が整うことを願います。

色々考えさせられる作品ですね。

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