2020年9月、第99代内閣総理大臣として菅義偉氏が就任しました。7年8ヵ月続いた歴代最長の第二次安倍晋三政権が幕を閉じ、新政権が誕生したのです。日本のかじ取りを行う内閣総理大臣の仕事は多大で、また責任も重大です。そんな内閣総理大臣の報酬は一体いくらくらいなのでしょうか?
収入の内訳
~給料~
月額給与:201万円(年2412万円)
地域手当:40.2万円(年482.4万円)
ボーナス(期末手当):577万円(令和2年6月)+560万円(令和2年12月)
これらの収入の他に国会議員として支給される各種手当も同様に支給され、政治資金パーティーや寄附からの収入もあります
~その他の収入~
○文書通信交通滞在費:月額100万円(年:1200万円)
○政治資金パーティー
○寄附、献金
○その他(出版や講演など)
○政党からの助成金
国会議員の給与として月額201万円が支給されます。
俸給が201万円、それに地域手当が加算されて月収で241.2万円。
ボーナス(期末手当)が6月と12月に支給され、総理大臣の年収総額はおおむね4000万円程度になります。
総理大臣の退職金
在職年数に応じて総理大臣には退職金が支給されます。
基本額(俸給月額×在職年数に応じた支給率) + 調整額(基本額×6/100)
※俸給月額201万円、在職4年の場合
201万円×0.6×4年+201万円×0.6×4年×6/100 = 退職金約511万円
4年の任期を務めた場合、約511万円が支給されます。
任期に応じた収入増はない
総理大臣を1年で辞めても、10年続けたとしても法律で定められた一定額が支給されるため、給与に変化はありません。
ただし、総理クラスともなると政治資金パーティーの売上や寄附の額などその他の収入が大きく増加するため、議員としての総収入は増加します。
諸外国の首脳の年収
諸外国首脳の年収一覧です
シンガポール首相:約1億9000万円
アメリカ大統領:約4400万円
カナダ首相:約3000万円
ドイツ首相:約3500万円
イギリス首相:約2000万円
フランス大統領:約2100万円
イタリア首相:約1400万円
中国国家主席:約250万円
韓国大統領:約1900万円
ブラジル大統領:約1300万円
インド首相:約350万円
南アフリカ大統領:約2500万円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の内閣総理大臣の仕事には大きな重責がある一方、大きな権限も付随します。それらのバランスをどのように考えるかで、年収として高いのか、または低いのか、見方は分かれそうですね。
コメント
色々な、付属の手当てがあるのでですね。今の、コロナの時期的には、少ないのかもしれないですね?